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なんちゃって(^^;
何かのお役に立てたら幸いですm(__)m
さて今回は、手術前検査に行って来ました。
胸部レントゲンから始まり、尿検査、血液検査、心電図、肺活量。
そして入院の手続き。
数年前、父が手術でお世話になった時に毎日この病院に通っていましたから、どこに何が有るか、どこで何をするかは解っていました。
迷わなくて済むのは楽で良いです(^^)
特別何も苦になるような検査は有りませんでした。
肺活量の検査の時に鼻を挟まれるのが少し苦しかった程度です。
普段はほとんど鼻呼吸で生活していますので、いきなり口だけで呼吸しろと言われても、そんなに器用には出来ません。
どうしても鼻で息をしようとしてしまい、ちょっとまごまごしてしまいました。
結果は「普通の人より肺活量が多いですね~」とのこと。
それが良いのか何なのか解らなかったけれど、ご飯でも量が多いと嬉しい私は、「肺活量が多い」という言葉の響きで「良いのかも?」と思い、何かのサービスでも受けたような気持ちでニヤッとしたのでした(爆)
ちょっと真面目に、担当医から聞いたお話をします。
私の場合は表面だけではなく根が深いらしい。
そして今回は、若干良くなってはいるものの、腫れている。
「腫れていても周囲からゴソッと取っちゃえばいいんだから」と先生。
でもその場合は全身麻酔になると言う。
根が深い場合も周囲を纏めて取るようになるから全身麻酔。
要するに私は局所麻酔ではダメで、全身麻酔しか方法が無いらしい。
そこで相談したのは、薬を出して頂けないかということ。
飲み薬とぬり薬の両方です。
根が深いと当然皮膚に近いよりは奥の方から取るわけだから切開部分は大きくなりますね。
しかも腫れていれば患部が大きく広がるわけで、余計に切開の幅は広がる。
広がれば広がるほど「重傷」になるわけだから、何針も縫うようになるし、それだけ治りも遅くなって入院も長引く。
ですから最低でも現在の腫れを治めなければならないわけです。
手術を大袈裟にせず、治りも早くなるんならば、私は何でもしたい。
そういう理由で、処方箋をお願いしました。
「ご相談なんですが、少しでも炎症を抑える為に処方箋をお願いすることは可能でしょうか」
「そうですね、いいですよ」
先生には、こういう言い方が正解です(笑)
検査が一通り終わり、入院の手続きが終わったので受付に行って呼ばれるのを待つ。
診察室で先生の説明が有るかと思ったら、若い女性看護師さんが私を呼んで説明を始めました。
「これはこうで、これはこうです」
「入院日は時間を遅くして頂くことは出来ますか?」
「解らないので聞いて来ます」
暫く待ちます。
「○時までならば良いそうです」
「有難うございます。あと、入院受付で高額治療のお話を聞いたのですが…」
「???」
解らないみたい。
「ちょっと聞いて来ます」
「あ、大体の金額が解れば嬉しいのですが」
「それは入院受付で伝えるものですけど」
「あちらで聞いたら先生にしか解らないと言われたんですよ」
「それは変です」
とにかく聞いて来て頂くことにしました。
暫く待ちます。
「解りました。金額は○○円程度で、高額治療の方はこれこれこういうことで…」
説明が良く解りません(^^;
せっかく説明して下さっているのですが、これ以上遅くなると夕食の準備に影響が出そうなので、「役所に行ってみます」ということでこの件は終わらせました。
結局この看護師さんは経験が浅く、少なくとも入院に関しては私の方がよく知っている様子(笑)
「説明はこれだけですので、会計して帰って下さい」
「どうも有難うございました」
午後一杯掛かってしまい、私も早く帰りたかったので会計を通ってモニタに番号が出るのを待っていましたが…
そこで気付いたんです。
処方箋が出てない(ToT)
誰が忘れたのか解りませんけど、処方箋が無いと薬が買えません。
慌てて受付に戻って処方箋が出ていないことを伝え、またもや待合室で待ちます。
30分くらいで呼ばれ、担当医の所へ。
最初っから担当医の所に戻せば良かったのにね(;^_^A
処方箋を貰って会計を済ませ、一度駐車場から外に出て〝あさひ薬局〟でお薬を頂いたのが5時半。
あさひ薬局さんは、よぉ~く説明をして下さる、良い薬局でした♪
化膿した場合の注意点を書いておきますね(ここポイント)。
【手術前に化膿した場合】
少しでも膿んで来たと思ったら、担当医の所に行って薬をもらうこと。
患部が広がれば手術も面倒なことになります。
やれることは全部やり、なるべく患部を落ち着かせることが大切です。
腫れ始めたら、お風呂はひかえます。
温めると化膿が進みますから、出来ればシャワーだけにすると良いです。
お酒は止めること。
最初のうちは「へっちゃら~」なんて思っていましたが、今回禁酒してみて解りました。
お酒は飲んじゃダメですね。
血の流れが良くなって余計に腫れます。
今回頂いて来たのはこちらのお薬。
左から。
【カンファタニン錠60mg】
炎症を和らげ、痛みを抑える、抗炎症鎮痛解熱剤。
【セフカペンピボキシル塩酸塩錠100mg】
細菌による感染症を治療する抗生物質。
【レバミピド錠100mg】
胃粘膜保護修復剤。
軟膏は
【ゲンタマイシン】
殺菌性の抗生物質。
以上、全てジェネリックです。
ゲンタマイシンは1本だけなので、以前頂いてあった〝ゲンタシン〟の残りを使用。
これを患部にヌリヌリして、そのままでも良いそうですが、上にガーゼを貼っておくと良いかも。
塗る時の注意点として、指に付けると菌が移る可能性が有るので、何か清潔なものに付けてから塗ると良いそうです(担当医談)。
「自分の指は清潔でありますっ!」という人は指でどうぞ(^-^;
この3種類の飲み薬を、手術3~4日前まで服用します(ギリギリまで飲むのは×)。
その数日間でなんとか腫れを抑え、出来るだけ落ち着いた状態で手術に臨まないと!(`・ω・´)
…
今日1日で手違いが何回か有りました。
処方箋の件以外にも、検査票のチェック漏れ、医師側と事務側の役割分担、説明する看護師の勉強不足等。
でも私はこの病院を信用しています。
誰にも間違いは有ります。
間違いが有ってはいけないのは解っていますが、実際に有るものは仕方がない。
だって、ひとつの病院に色々な科が有って、もの凄い大人数で働いているわけですよ。
まず総合受付が有って、各科の受付が有り、そこから診察室、各検査室、入退院受付、会計…
細かく言えばまだまだ有ります。
例えば診察室で担当医が診察をしてカルテに書き、その後の処置を看護師に伝えます。
その看護師は私に説明します。
「これから数ヶ所で検査をしますので、ここと、ここと、ここへ行って下さい」
担当医が看護師に重要な事柄を伝え忘れたとすると、どうなるでしょう。
看護師が検査のチェックを少なく書いてしまったらどうでしょうか。
企業もそうですが、自分の部署ですべき仕事をした後に、違う部署に回します。
この場合、次の部署を信用して渡すしか有りません。
「あの人はたまにここを間違うから付箋貼っておこう」という気遣いは出来ても、自分がそこに行ってその部署の仕事を監視しているわけにはいきません。
信用するしかない。
しかし、いくら信用していても間違いは有ります。
病院でも同じ。
もしも私がその間違いによってどうにかなったとしても、運が無かったと思うしかありません。
そりゃ自分の子供が診察ミスでどうにかなったら怒りますよ。
とても悲しいです。
それが人間ですから。
それはそれとして。
治療なんて自分で出来ないんですから、もう任せるしかないんです。
自分で気を付けられるところは気を付け、後は任せるしかない。
「治療に間違いは有る」と考えたら、当然怖いですよね。
でも、病気をそのままにしておく方がもっと怖い。
担当医の言うことを良く聞いて、お任せするしかないんです。