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【音楽】サウンドハウスからパーツ到着

先日サウンドハウスに行って『MONTREUX ( モントルー ) / Montreux SC wiring kit 3,980円(税込)』を買ってきた記事を書いたわけですが、サイズがインチなので今までのボリューム・トーンノブが合わないわけですね。
で、どうして同時に買ってこなかったのかというと、配線作業に失敗した時の為に後回しにしたんです。
昔の私だったら、ガーッと一気に買って、ガーッと一気に失敗したでしょうから(爆)
しかし!
そこは、この歳にもなると学習の成果が表れます(遅過ぎ!!)
慎重に配線をしたので大成功。
その成功した結果を見てからノブを発注するという、この、今までにない慎重さ。
う~ん、大人になりました。
本当は失敗する金銭的余裕が無いからですが(爆)
サウンドハウスからパーツ到着
サウンドハウスさんの良い所は、今日振り込むと明日届くことです(在庫が有れば)。
在庫が無い場合は取り寄せとなりますが、有る在庫から送って頂くことも出来ますので、せっかちな方には良いシステムですねぇ。
サウンドハウスからパーツ到着
この、配線関係を交換しただけの無様な格好から…
サウンドハウスからパーツ到着
いや~、やっぱりノブが有るとキリッとしますねぇ。
派手好きな私ですから色とりどりなノブに変えるのかと思いきや、いきなり基本に忠実になってしまうという、この老いぼれ加減(T_T)
いや、もう落ち着こうかなと思いましてね(^^;
見事にサイズが合って(当たり前だ)、めでたし、めでたしと♪(^^)
ただ、やっぱりリアの色が…(;¬_¬)



久しぶりにねくさんの結婚披露宴で演った曲をこいつで弾いてみました。
で、その後に結婚披露宴のDVDを見てみました。
「これ使って弾いても良かったかも」
というのは冗談で、あのPRSシングルコイル→SEYMOUR DUNCANシングルサイズハムバッカーというピーキーなセッティングが妙に合っていたなと。
ねくさんの結婚披露宴
「テルちゃんに届けたい」
じ~~~~んと来ましたよねぇ。
また泣いてしまいました(;^_^A
私の最後のステージがねくさん・テリーさんの披露宴だったわけですが、私はこのままで良いと思っています。
最愛の友人2人の結婚披露宴が最後のステージなんて、ステキじゃないですか(^_^)v
先日の飲み会で千春さんと話をしたんですけど、ねくさんってベース弾くのも初めてだし、本格的にバンド演るのも初めてなんですよ。
そのねくさんが、いきなり披露宴でベースを弾きながら新婦に歌を歌うわけです。
ホント、どれだけ練習したんでしょうかね。
考えられません。
あ、これね、実際に演った人しか解らないかも知れません。
ボーカルパートで言えば、バンドをバックにして歌を歌うというのは、カラオケで歌うのとは比べものにならないほど難しいです。
カラオケに自信が有る人でも、バンドをバックにすると同じレベルで歌は歌えません。
なのに、バンドで歌うのが初めてというねくさんが、尚かつ楽器を弾きながら歌を歌うというのは有り得ないんですよ。
嘘だと思ったらやってみて下さい。
本当に難しいですから。
じゃあ、何故ねくさんは出来たのか。
もう「愛の力」としか思えません。
いや、本当なんですって。
ストレートに表現しますと、素人が楽器を弾きながらボーカルなんて有り得ないんですから。
それをあそこまで持って行くというのは、想像を超えた素晴らしさなんですよ。
あの披露宴、私的に(私のギタープレイ)失敗も有りましたし、サイドギターの圭君の音色も少しシャリッと感を控えたセッティングの方が良かったかなとか(エフェクタは私がセッティングしました)、やっぱりリハーサルで言ったマイクのエフェクトも妥協しない方が良かったとか、リハーサルでホンチャンのCDプレーヤーで演ったらイントロ間違えなかったんじゃないかとか(PAの方が持ってきたプレーヤーが壊れていたのでリハ出来なかった)、コーラスのバランスもスタジオでもう少し練った方が良かったとか、言い出せばキリがないほどやり直したい部分は有るわけですが、今こうやって(終わってすぐではなく)数年経ってから聴き直すと、あれはあれで良かったのかなと思ったりします。
中学から一緒にバンドをやって来たドラムの甘利は、以前よりタイトになって良かった。
3Sはほとんど使わなくなったみたいで、それも原因のひとつかも。
ねくさんはモーレツに頑張った。
サイドの圭君も、バンド初心者ながら頑張りました。
私も当日は朝3時に起きて、ずっと当日演る3曲をギリギリの時間まで練習していました。
みんな頑張ったよね。
正直、その辺の素人バンドより良かったと思います(あくまでも主観)。
ドラムって大事だなって思いました。
私が(若い頃)甘利とバンドをやっていた時もそう思っていて、それから私自身もドラムセットを買って練習し、別のバンドを組んだりしていましてね。
ドラムがベタベタだと、バンド全体の演奏がベタベタになっちゃうんですね。
強弱、メリハリが無く、本当にド素人の演奏になっちゃうんですよ。
素人バンドで一番の「ヘタに聞こえる原因」は、まず強弱の無いドラムですから。
一曲演奏出来ると気を良くし、数曲演奏出来ると結構満足している人も居ますけど(まぁ趣味ですから自己満足でいいんですけど)、「一曲通して演奏出来る」というのは基本的な域から出ていないんですよね。
料理で言うと、「インスタントラーメンを作って食べた」程度のことです。
「一曲通して演奏出来る」というのは当然のこと。
そこから始まって、そこからひとつずつ色を付けていくと。
ですから本来は、「通して弾けた」というだけではバンドの皆さんと合わせて演奏する域には居ないんですね。
ましてそれを、人前で演奏する域なんて遙か彼方です。
インスタントラーメンを作ることが出来る程度の料理スキルで、他人に料理を振る舞おうとは思わないですもんね。
本当はこれ、理解するのが難しいんですよ。
楽器演奏者(笑)としてある程度やって来ないと、それが解らないんです。
ですから私は息子が、インスタントの域でライブをすると言った時に「アチャー(+_+)」と思いました。
結果的に「アチャー(+_+)」でした。
身なりがプロっぽいので何となくさまにはなっていましたけど、演奏はダメダメでした。
始めて1年足らずですから、当たり前なんですけどね。
でも私は「出るな」とは言いませんでした。
どうしてかというと、そこは自分で気付くしかないからです。
他人に言われても、解らないことは解らない。
だから、自分が気付くまで放っておくしか有りません。
誰しも「井の中の蛙状態」という時期が有りますよね。
これが解った時、私は本当に恥ずかしかったです。
自分の未熟さ、今までの言動、何から何まで恥ずかしかった。
「もう人前でギターなんか弾かない」とさえ思い、暫くギターに触ることすら出来ませんでした。
愕然としましたね。
もう、生きていることすら恥ずかしい(爆)
バンド始めたばかりの頃って、自分の演奏に一生懸命だから、客観的に見るということが出来ませんよね。
ですから私はよく、「ボイスレコーダーでも何でもいいから演奏を録音して後で聴くといいよ」と言います。
これ、本当にいいですよ。
自分がどの程度出来ているのか、全体はどうなのか、バンドの中での自分はどうか、いつもミスる場所はどこか、音造りは…
こういう細かい部分がよぉ~く解ります。
「自分のスキルがどの程度か」ということも、痛感します(笑)
それでも「私って上手いなぁ」と思う初心者はどうしたら良いかというと、もう、解りませんね(爆)
なんてことを書きましたけど、いいんです、趣味ですから。
別に上手く無くても、楽しければいい。
私の遠い知り合いに、ちゃんと練習しているはずなのに全く上達しないという人が居ます。
でもいいんです。
プロになろうってことじゃないんですから。
自分が楽しく演奏出来ればいい。
それが趣味ってモンですからね。
そういう私はどうなのかって言いますと、こんな歳になった今でも「愕然としたまま」です(爆)

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