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【音楽】Epiphone Les Paul Special IIにSCHALLERのHot Stuffを取り付け

先日中古ギター〝Epiphone Les Paul Special II Heritage Cherry Sunburst〟を激安でゲットしまして、ざっと清掃や調整を済ませました。
初めて持つEpiphoneは、かなり良い感じです。
気を良くした私は、勉強の意味でSEYMOUR DUNCANのピックアップを取り付けてみました。
元々組み込まれていたピックアップは練習には充分でしたが、やはり好きなピックアップを取り付けると好きな音が出るわけで(当たり前だね)。
でも、何というか、廉価版のギターに、それも激安中古品にDUNCANというのもアレだし、Tokai LC-60に取り付けた時よりもイマイチしっくり来なかったと言いますか、マッチングがあまり良いとは言えなくて、どうしたものかと。
「こうやって弾いていれば、いつか馴染んで来るのかなぁ」なんて思ったその時、昔買ったSCHALLERのピックアップが有ることに気付いたんですよ。
当時、柏そごうの3階(だったかな?)に楽器屋さんが有りましてね。
そのお店にジャンク品が置いてある棚が有りまして、そこにひとつだけ剥き出しのピックアップが有ったんです。
当時はピックアップなんて高価で買えなくてね。
万札なんて当たり前に出て行きました。
でもそのピックアップ、数千円という値段が付いていたものですから、「おっ」と思ったわけですよ。
こう書かれていました。
「SCHALLERのスーパーディストーション」
私はこの「スーパーディストーション」という言葉に弱くて(笑)
「何でもかんでも歪ましてしまえ!」というのが私の基本なので、手持ちの楽器は歪んでくれれば大満足という基準というか、そういう自分の趣味を優先しております。
当時、私にはどのメーカーにどういう名前の商品が有るかなんてまったく解りませんでした。
SCHALLERに「スーパーディストーション」という商品が有るかどうかも知らず、名前だけを見て購入してしまったわけです。
中古で動作の保証も無いのに、ですよ。
それをフェンジャパのストラトに組み込もうと、ボディにざくりを入れてピックカバーも加工し、ピックアップを止めようと思ったら…
ねじ穴の位置が合わないんですよ。
数ミリとかそういう次元ではなく、もう、見たからに合わないんです。
それでもムリクリに取り付けて音出しをすると、ノイズが酷い。
多分無理に組み込んだせいだと思うんですけどね。
それ以来、そのピックアップはタンスの肥やしになっていました。
たま~に、思い出すと「どこかのギターに使えないだろうか…」なんて事を考えるんですよ。
「スーパーディストーションだしなぁ」なんてね。
今から考えたら、SCHALLERにスーパーディストーションなんて有ったのかなと(笑)
ま、有ったのかも知れないけれど、今SCHALLERのページを見ると一番近いのがHot Stuffなので、一応題名をHot Stuffにしておりますが、本当はどうなのかはチンプンカンプンでございます(^-^;
「とにかくこれは粘ってくれそうだ」と(音がですよ)。
だからどこかで使えないかと、ずっと気にはなっていたわけなんですよ。
でも、問題は穴位置。
狭すぎて、どのギターにも合いそうにありません。
ノギスで測ってネットで調べてみましたが、どの企画にも合わない(T_T)
で、今回「壊れてもいい!」という決意をし、ステーの部分をペンチで真っ直ぐに伸ばしてみたわけなんですね。
ステーの立ち上がり部分に穴が有り、もしかするとそこで合うんじゃないかと思いまして。
そうしたら、見事にピッタリだったんですよ。
私にしたら、珍しぃ~(^^;
「壊れてもいい!」と思って実行すると、私の場合、ほとんど壊れますから(爆)
っていうか、もっと早くやれば良かった(笑)
そんなこんなで、取り付けた写真がこちら。
Epiphone Les Paul Special IIにSCHALLERのHot Stuffを取り付け
カッコイイかカッコワルイかは別として、ちゃんと取り付けられたのが嬉しい。
早速音出しをしてみると…
をぉっ!
粘っこい!!(o^_^o)
ディストーションのノリがとっても良いです。
どちらかというと、手持ちのDUNCAN SH-4よりもこっちの方が好きかもですねぇ。
完全に気に入りました。
しかしフロントとの相性が悪くなりました(爆)
またフロント用に激安のピックアップを見付けなきゃなぁ(;^_^A
【2015.06.05 追記】
なんだかこのピックアップ、いい感じに鳴っていますよ。
何年もの間、放っておいたとは思えません(記憶違いでなければ20年以上)。
Epiphone Les Paul Special IIは良い買い物でしたが、ハイポジションが弾き難いのがちょっと残念でしょうか。
しかしそれ以外はすぐ私の手に馴染みまして、多分その理由のひとつに、私が安ギター弾きだということも有るんでしょうけど、軽くて疲れないし、テンションもおだやかに感じますし、ギターの練習にはバッチリといった印象です。
時間を置いて写真を見ると、見た目、ボディとは何となく合わない感じでしょうか(;^_^A

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