Siセンサーコンロを不便に感じている人が居るのは確かです
うちの新しいコンロは “Siセンサー” が付いているんだけど、「ここぞ!」というときに火力が弱まって使いにくいんですけど…
“Siセンサー” は火の止め忘れがないように、安全のために付いているものですよね。でもホント、私のように本格的に料理をする人にとっては、邪魔なときが有ります。
ざっくり言えば、ガスコンロの消し忘れや油の異常な加熱による事故が多発した為、その対策として国が取った政策です。
この経緯・詳細については以前数か所のページに記載されていたのですが、何故か現在はほとんど削除してあります(中には、いつどんな事故が起こったかまで記載してありました)。
Siセンサーが義務化された時期は2008年10月で、全コンロに義務化となりました。
Siセンサーコンロを検索してみると、以下のようなキーワードが出てきて笑いました(;^_^A
実は最初、私も捨てたくなりましたので同じですね。
Siセンサーを義務化するならば業務用も義務化すべきでは?
これは個人的に、車のシートベルトと同じ方向性だと感じます。
「事故が多くなったから法規制してしまえ」という、日本の政治家のやり方ですね。
しかし、今回のSiセンサーコンロ義務化とシートベルト義務化が違うのは、「Siセンサーは全コンロ義務化」と言いながら、業務用・1口コンロは許されているところです(1口コンロは何故許されているのか分かりませんが)。
業務用はどうして許されているのですか?
中華料理のような、火力が必要な料理が作れなくなるからだと思います。我が家は昔から中華鍋を使っていますが、新品の中華鍋を買った時に「空焼き」という必要な準備が出来なくて困りました。
政治家の中にも普通に理解出来る人が居て、「全コンロとなってしまうと、少なくとも中華料理店からはクレームが殺到しますね」というような話を出したのではないでしょうか。
Siセンサーコンロによる弊害
これはSiセンサーコンロを使う上での、ひとつの弊害と言えます。
今回のSiセンサーコンロの使い勝手を確認する為、買って暫くSiセンサー付きのまま使ってみました。
小さいフライパンを乗せてみると、なんとSiセンサーの押し上げる力にフライパンの重さが負けてしまい、フライパンが持ち上がりました。
これでは軽い食材、例えばお弁当用のはんぺんなんて調理出来ませんよね?(^^;
今回もSiセンサーを取り外しました
まぁSiセンサーコンロの不便さについては前回も書きましたし、それから他の色々なブロガーさんが書いていらっしゃるのでそちらを見て頂くとして、とにかくSiセンサーコンロでちゃんと料理をするなんてことは、私には出来ません。
ですので、今回のコンロもSiセンサーを取り外すことにしました。
取り外し方は、そんなに難しくないです。
天板にネジが付いていたらそれを外し、ハマっている天板を外し、Siセンサー(上の写真の円柱部分がSiセンサーです)が付いている周辺部を分解してSiセンサーを取り外し、組み立て直したら裏返してSiセンサーを危なくない場所に固定するだけ。
なんとなくSiセンサーの部分が空洞になって間抜けな感じになりますが、これでもうSiセンサーの煩わしさから開放されます。
どんな焼き加減にも対応が出来ますし、普通の焼き網も使えますから焼き鳥も焼けて、本当に便利になりました。
っていいますか、コンロとしてこれが当たり前なんですよ!って、これを考えた政治家に言いたいです。
【ご注意】Siセンサーを外す場合は、自己責任でお願いします。
Siセンサーを選択できるようにしたら良かったのでは?
ちなみにですが、Siセンサーコンロには「解除」っていうのがありますけれど、全面解除にはなりません。
私はSiセンサーコンロについて、「全てにおいて無駄である」と全面否定したいわけではないんですね。
父のような高齢者が料理をするときに、やっぱり見ていて不安なんですよ。
傍に居る時は良いけれど、1人でコンロを使用する場合は、やはり心配です。
だからといって、国民全員に不便な重いをさせるのか。
それはまた違うと思うんです。
例えば我が家のように、コンロは使わずに食事はお弁当やおにぎりを買って済ませ、お湯が必要ならば電気ポットにするとか、いくらでも方法は有ると思いますので。
「方法」と言えば、今のガスコンロを扱っている企業で、Siセンサー以外に何か良い方法は考え付かないのでしょうか。
国の言いなりになるだけでなく、困っている人が多く居るのですから、そういう研究にお金を使ってほしいですね。
関係ない写真ですが、我が家で作成した“酸辣湯麺辛さ倍増バージョン”です。
メッチャ辛いので「フンガ、フンガ」言いながら食べることになります(笑)
「ファイヤー!!」っていう意味では関係有りかな?(^-^;
「Siセンサーコンロ廃止!」ではなくて、これ以外の新しい技術が開発されることを祈ります。
【ご注意】こちらの記事を見てSiセンサーを外す場合は、自己責任でお願いします。
最後まで読んで頂き、有難うございました。